
アンにょん、イケ面です。今、ビワの袋掛けが終りました、
昨日はコメの問題から[随契]の事を書きました。
その他にプロポーザル方式と言うのがあります。これは行政がよく行う契約方式で、オーナー・業者・住民の三者がウイン・ウインの状態で今流行です。でも業者にとっては高度なプレゼンテーション能力が求められます。
ある行政案件で、Nの設計会社の営業を手伝った事がある。まずその会社の規模である。実は日本で一番、一級建築士が
多い事である。これは知らんかった。次に建設に設計した実績である。これも一番であった。
何故なら全国の交換局設計で群を抜いていたから。これがパビリオンの実績だったら他社に負けていただろう。
それとキーマンの営業部長が剣道大好きだった。まぁそれを知っていたから手伝ったけどね。
そんなわけで昔の俺の仕事内容は多岐に亘った。相手はデベロッパー・施主・ゼネコン・サブコン・メーカー、そして銀行
物件が、動くのはまず事業費の検討から。だから銀行が動く、新聞に出てから動くのは遅いのよ。
また、東京の設計会社にも日参した。名刺を出すと「この名刺がここにあること自体が困る」と受け取って貰えない
事もあった。
また競合している関連会社に共闘を打診すると,うちの東京本社には神の声を聞く部隊があると暗に断られた事もある。要は情報収集力の力較べである。
そこで、オーナーは○○会社で有る事から、出入りしていた一外交員の売上日本一にして、彼女を管理者に昇進させた。
そして体制ではサブコンの下の契約体系を通信サブコンの横並びになった。
「半値、八掛け、ヨイショまけ」の上下体制を破ったのである。
またサブコンの下の契約態勢での価格交渉が終ると
「御社の上にうちの関連会社を入れて貰えないか」のお願いの様な強要。でも下請けとの価格交渉もすんで、今さら下に泣いてもらう事はできないし、どしても利益がでないのよ、
で「降ります」と告げると「御社は良いですね、うちは赤だしても逃げられないのよ」
まぁ昼は仕事、夜は銀行主催の「異業種交流会」に出席した事もあった。
中洲の帝王を自認した友人はゼネコン担当で、良く大手ゼネコンとノミケーションで中州で遊んでいた。
あの頃は出来た価格交渉も今は出来ない。男の美学が邪魔してね。
しかし、誰も経験したことがない仕事をやらしてもやった事に感謝してます。」
今回、日本電信電話株式会社が正式にNTTになるそうです。今さらの感は有るけどNは日本、Tはテレホン、Tはテレブラフ
です。
今日のパチリは明星中の稽古から、剣道形
皆元気でいようか?