昔の記憶

  • いけ面
  • 2020/11/24 (Tue) 07:14:06
いけ面です、錦秋も過ぎ晩秋やね。冬が玄関まで来て表で待ってる気配。

オレはさ、晩秋と聞くと定番のメロディが静かに流れるのよ。「里の秋」そしてシーンは幼い日の日暮れに揺れていた遠くの我が家の灯り。

またミレーの落ち穂広いのシーンも重なる。オレの前世は遠いヨーロッパかもしれん。


この前、前世の不思議がテレビであってた。自分の子供が不思議な事を話し出す。
「今のお母さんより、前のお母さんの声が綺麗かった」と。

「自分は前世では、ある街で生まれて突然交通事故で死んだ事がある」と言う。

母親は子供に語り掛け、ネットで事実を追い詰めて行く。
そしたら以前に自分の子がどういう名前で親は誰々と。

母親は更に調べて親を探し出し手紙を書く
「貴方の亡くなった子供が、自分の子として生まれ、生きています。息子との再会は突飛なんで次回にして、先ずは自分がお尋ねしたいと思うが」

その親から返事が来る。
「もう自分の中の息子は亡くなっています。だからそっとしていて下さい」

どう思いますか?もし母親同士が会ったとしてどう展開するんだろう。西洋では「相互の家が親戚になり、楽しく暮らしましたとさ」もあろうが、東洋では違う気がする。

以前書いたけど、どこかの国の若者がビンに手紙を書いて海に流した「これを拾った人は僕に連絡下さい」としたためて。

やがてその青年に手紙が届く。良く見ると自分の孫娘から。そう青年はお爺さんになっていたのよ。

この話には人が年齢を重ねて亡くなり、新たな人が上書きされ歩き始める有限の世界。

も一つは輪廻転生の生まれ変わりの無限の世界。

どちらもロマンチックとは思わんですか?オレは何となく輪廻転生と思いたい。

親父がセミでお袋が黄色い蝶で帰って来たように・・・やはり秋ですね、今は。

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