アンにょん、イケ面です。
昨夜はお参りに来た教え子と廻る寿司に家族みんなで行きました。
この男は自分を作らない、いや作り切らん。だから友達やフアン
が多い。服飾メーカーで出世したが、辞めてトラックの運転手になると自動車学校に通い始めたが、突然、選挙に出ますという。
オレはそれを聞いた時「そうか、その手があったか。天職が」と喜んだ。まぁ2度も結婚式の仲人をやらされたが
人に正直で優しいし、面白い。オレは喧嘩ぱやいが奴はニコやかである。よくぞ師と呼んでくれるもんぞ
と思うが口に出した事はない。
彼は先週はN高校の東京支部長でやってきて、今日は剣道部の100周年に東京支部長で出席するとの事。
兎に角、こいつの特技は「断り切らん事」。東京では久留米市の東京会なるものがあり、関学長を知る信愛学院の支部長
と、話したとか。これを聴いても、天職で良かったとつくづく思う。
俺が三重県の鈴鹿学園を卒業して久留米に帰り、雄心舘を見始めた。そして稽古に遅れたあ奴を火の出る様に叱りつけ「親を呼んで来い」と言った。彼は泣きながら道場を出て行った。
その泣き顔が心に残り、早50年。高校時の朝は自宅の前で自転車を降り、帽子を取って挨拶してくれた。
そして3年の玉龍旗大会は優勝した。しかし、補欠の彼に出番は回ってこなかった。そう、相手は田沖を抱えた福大大濠。
焼肉屋で慰労会した時、「試合に出たかったんやろ」と言うと大粒の涙を落した顔は忘れない。
彼の涙を3度見てます。小学生で俺に叱られた時、そして玉龍旗の時、そして結婚の相談に来た時。
昨日の酒は旨かった。何時までも元気でいろ、正道!!
今日のパチリは久留米高校の元旦稽古、末次大兄も居られます。