チャームポイント

  • 慎太郎カット
  • 2021/03/03 (Wed) 06:20:13
風が泣いていた昨日の博多の街、まさに春の嵐、それはコワモテの「春一番」・・・・

いけ面です、若い良い子は知らんやろけど
「♪ゴーゴーゴー 風が泣いているぅーゴーゴーゴーゴーゴーゴー 風がさけんでるゴーゴゴー♪」これはスパイダーズの曲です。
スパイダーズは、昭和の世に栄えたグループ、サウンズの一つ。


でたい、一昨日の陽気でバッサリやってしまった髪は、風に負けず微動だにしない・・・が頭の背中が寒い。
やがて待ってましたとばかり降りてくる鼻水。マスク時代でなかったら鼻から地面に落っちゃけたのは間違いあるまい。

その位、ビルの間を風が泣いていた。何か、ハードボイルドの小説みたいなプロローグやね。

やがて夜の帳が降り、屋台に灯がともるとオレは「街の灯り」というバラードが心を通り過ぎて行く。

「♪傍に誰か居ないとぉー 沈みそうなこの胸ぇー、まるで潮が引いた後の、暗い海の様にぃ♪」これは堺正章先輩の中で一番の歌。

いや、歌の話じゃなかッたったいな。


肥後は御船の文豪、しも健の話です。
「兄弟!!、貴兄のエッセイが届いたバイ」あいがとね。

彼の語りにも似た文章は気負いがなく、清々しいので、読み始めると最後まで読んでしまう。

そして、彼もまた八十路を目指す第三の思春期を歩いている。
『若き日は多思多感。老いし日は少思少感」そう思っていた。でもそうじゃ無かった。未だに多思多感・・・・』

そうやね、オレも、モチーット枯れて来るかと思ったが見込み違い。反面、年を取るとは「ただ、年齢が増えるだけ」と思うとった。まさか、あっち痛か、こっち痛かが増えるとは思いもせんやった。


エッセイの中に、「自分の良い所探しの旅」と書いてたが、オイが教えてやろか?
それは目線が優しい事。「人であれ、物であれ」階段を降りて、その目線に合わせて見てる。

これは余人に代え難きもの。その変わらぬ目線で時を経ても照美ちゃんを見てる。

オレも長渕剛じゃないけど、「出会った頃の昔に、も一度戻ってみよう」の心有れど、対象者は数知らず。

でも新たに始まる同じ空を俺達は見てる。

「君は八十路を目指せ、我は十代を目指す」

(蛇足説明)60歳の還暦から2歳づつ歳を取り、今年の誕生日34歳という計算です)


兄弟、コロナ禍の中ご自愛くだされ、季節が巡れば耳納の柿、しかと承った。バイ
(投稿前に、内容をプレビューして確認できます)