それから

  • 語り部
  • 2019/11/17 (Sun) 06:12:28
いけ面です。僕の初恋話はここで終わりです。
初恋は憧れであり、色で言えば淡い白、ヒラヒラと粉雪が心に舞い落ち、溶けていった気がします。

その先は、初恋から恋愛という色の付いた物に変わったようです。高校の時、好きになったのは櫛原中から来た光江。、

活発で、今のNTT側の日吉町のバス停の前に天満屋という果物屋があり、奥でアイスを売っていた。
そこでみんなでアイスを食べた。その中に彼女はいた、明るい笑顔で・・

国分にそういう店はなく、「市街地にある中学生は開けてるなぁ」と密かに憧れを持った。走り幅跳びでただ、ピヨンと跳ぶだけで、記録がでる運動神経にも参ってしまった。

高2の時、文化祭があった。その中のライブで、友人の「せいごちゃん」がテナーサックスで、女王バチのテーマという煽情的な曲を吹いた講堂はどっかのナイトクラブに変わり、大盛り上がり。

でそのせいごちゃんが光ちゃんを好いてると聞いた。
竹刀振り回すばかりの俺と、大人のブルースを吹きこなすせいご。勝負にゃならんとあきらめた・・・・すると、俺の事を聞いたんだろうね、お節介から。

放課後、「付き合ってください」と言われ初恋?は男女交際という幼い恋愛になった。

お互いの下駄箱にメモを残し、帰りは校門をでて自転車を押し、花畑駅のドコモの所にあったたこ焼き屋。
そして、中洲の街想というジャズ喫茶に踊りにいったなぁ。

もし、その先がゴールとすれば、これが一番近かったのかも知れない。

でも、卒業して、道が分かれこの花は散った。散らしたのは自分だった。

やがて二十歳を過ぎ、恋愛は「色恋」の様相を帯びてくるようになる。恋に「情という大人の感情」が入り込むようになり
見知らぬ土地で、最初のデートから2週間で結婚を決めた。

高校以来の恋話は、心がヒリヒリと痛む事が出てくる。やはり恋バナシは初恋に限るね。
何かさ、わがで書いといて懐かしさを通りこして、成熟しきれなかったままの自分が出てきて、痛みが蘇ったのよ。

オレ、剣道の先生してて、こげな話してヨカとやろかねぇ。
オシマイ、オシマイ

サァ、稽古だ!!


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